三石蛇紋岩帯の地上磁気探査ルートマップを作成した時のメモ
※調査時は地形図の多くがまだ旧測地系だった。現在はほぼ新測地系になっているので座標変換は必要ない。しかし、昔のルートマップをディジタイズすることもあるかもしれないのでこの記事を残す。
※調査時は地形図の多くがまだ旧測地系だった。現在はほぼ新測地系になっているので座標変換は必要ない。しかし、昔のルートマップをディジタイズすることもあるかもしれないのでこの記事を残す。
- 旧測地系の25000分の1の地形図上に記録してある測定ルートのエリアの4隅を決める。
GISソフトで測定点をプロットするには緯度経度が必要。
- エリア内の四隅の位置を決める。
今は地理院地図のページから推定できる。
欲しいエリアの地図を表示して
設定→グリッド表示→緯経度グリッド
⇒当然ながら新測地系で値が出てくる。
旧測地系の値に変換する。国土地理院のサイトでできる。
- 旧測地系の値から、平面直角座標に変換する。地理院のサイトで計算できる。
- エリア内の四隅の位置を決める。
- 地図をスキャンしてビットマップファイルを作り、フリーソフトのビットマップディジタイザーなどを使用して測定点の位置を決める。
- ディジタイズした点の、平面直角座標X,Y値(旧測地系)を求める。
- 旧測地系で緯度経度に変換し、さらに世界測地系に変換する。上記の地理院のサイトで逆も計算できる。
- できたデータをファイルに保存する
Lon,Lat,anomaly(nT),height 142.5804694,42.26798604,1314.3,195 142.5804732,42.26800334,1362,195 142.5804769,42.26802063,1176.7,195 142.5804807,42.26803793,1138,195
地質図データをダウンロードする
5万分の1の地質が良ければ地質図カタログのページを見てshpファイルがあればそれをダウンロードする。ただし整備途中でありshpが用意されていないものもある。
シームレス地質図を利用する方法もある。20万分の1地質図程度。
GISソフトに読み込んでプロットする
測定点データのファイル形式はソフトウェアの指示に従う
ラスターデータ形式で書き出す
作成した図はjpgなどのラスターデータで保存しておく